人権派を主張するこのての作家の言動は常識を常に逸脱しているのは言うまでも無い。
そもそも、小生は「作家」と言う生き物を信用はしていない。
小説家や作家が真実を語る人種ではないと思うからだ。
事実を事実のままに何の脚色もなしに書き上げてたら、それは小説ではなく単なる観察日記でしかない。
そこに作家の考えで脚色もし、うそも交えて感動的に文章をまとめてこそ人々に影響を与える作品となるからだ。
そして人々はそんな作品を読んでは感動に浸り、そして作家を崇拝し神の如くに称えてる。
全く馬鹿げた話だ。
かつて、ノーベル文学賞を取得したO・K氏もまさにそれと同類だ。
歪んだ自虐的な戦争観を基にして、今も沖縄の人々の心に波風を立てて食い繋いでいる作家でしかない。
今回の光市母子強姦殺人事件の犯人を基にした本の出版も、常軌を逸した暴走でしかない。
彼女の言う「言論の自由への挑戦」とは言い換えれば、自分の満足する主張への挑戦なのであって、言論の自由とは一線を画しているのは否めない。
はじめに書いたように、もうひとつ作家を信用しないのはこう言う言動があるからだ。
文系は自分で考えてはいるが、誰かに考えさせられてるだけなのだ。
極左思想や、人権思想に歪められた思考回路では、そのうちに考えが自分でもどの方向を向いてるのか判らなくなり、挙句に「無理付け」で結論に達して、悦に入ってるとしか言えない。
殺人者は殺人者だ。
幼い赤子を床に叩きつけて殺し、若い母親を強姦レイプし殺害した極悪少年の心をも傷つけての売名的な出版こそ、この世で最大の人権への挑戦ではないだろうか。=======================記事内容=========================
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091007-00000042-san-soci
山口県光市母子殺害事件をめぐり、被告の元少年(28)=差し戻し控訴審で死刑、上告中=を実名で記したルポルタージュ本の出版に対し、元少年の弁護団が出版の差し止めを求める仮処分を広島地裁に申し立てたことが6日、分かった。
少年時の事件で家裁の審判を受けたり起訴されたりした人の氏名は少年法61条により報道が禁止されており、新聞、テレビなどは元少年を匿名で報じている。
東京・霞が関の司法記者クラブで同日、会見した著者で大学職員の増田美智子さん(28)は「本人の承諾は得ており、問題はない。元少年の人物像を知ってもらうためにも必要なことだ」と反論した。本は「A(実名)君を殺して何になる」(インシデンツ刊)で、増田さんが昨年から計25回にわたり元少年と面会、元同級生などを取材して執筆した。
増田さんによると、今年3月に元少年から実名出版の了解を得たという。しかし、9月になり元少年の弁護団から「事前にチェックさせてもらう約束があった」との要求があり、実名出版についても「本人は了解していない」と主張してきたという。
増田さんは、「弁護団の要求は言論の自由への挑戦」と反論している。
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