http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090404-00000603-san-pol「厚黒学」というのは、中国人が考え出した政治思想なのはあまりにも有名だ。
「厚かましく腹黒く生きよ」というのだ。
中国共産党だけでなく、戦時中の国民党(蒋介石)にしても清国にしても、中国は常に「厚黒学」を実践し、そして内外からの信用を失い自滅の道を辿ってきた。
逆に、日本の政治は精々「清濁飲み干す」程度のものでしかなく、精神根本は律儀・実直なのは言うまでも無い。
だが、内政ではそれもいいが、外交ではそうも行かないのは確かだ。
中国という「厚黒学」の元祖の国が日本を侵略しようと虎視眈々と狙ってる上に、朝鮮半島の国々は人の常識も備えてないのが現実だ。
そして何よりも、同盟国のアメリカは中国信奉の民主党大統領となって、ミサイルの脅威も自国アメリカに影響が無い限り日本が攻撃されても知らぬ顔をしてる事をはっきりさせている。
厚かましく、腹黒く・・・。
邪悪な近隣国や、まやかしの同盟国アメリカの度肝を抜く政策や隠密の実行を求めたい。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆記事内容☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■【政治家の隠れ家はここだ】千月(東京都新宿区神楽坂)
神楽坂下の交差点から神楽坂を少し上がって仲通りに右折し、かくれんぼ横丁の入り口近くにある料亭である。
自民党の麻生太郎首相、古賀誠元幹事長、高村正彦前外相、久間章生元防衛相、無所属の平沼赳夫元経産相でつくる議員グループ「士志(しし)の会」の会合が千月でよく開かれている。士志の会は月に1回程度のペースで会食しており、メンバーが回り持ちで会場を選定している。最近2回(2月12日と3月23日)の会合は連続して千月が会場となった。
士志の会はもともと衆院当選7回(発足当時)の麻生太郎政調会長、高村正彦元外相、古賀誠元党幹事長、平沼赳夫経済産業相の自民党4氏による親睦(しんぼく)会だった。ただ、メンバーの中から将来の首相を出そうという“野望”もあったと言われ、平成15年秋の自民党総裁選が近づくと、小泉純一郎首相(当時)の対抗馬になり得る有力候補の集まりとして俄然(がぜん)、その存在が注目されるようになっていった。
現実に、15年の総裁選では、メンバーの中から高村氏が出馬、18年、19年の総裁選でも、麻生氏が出馬した。この3回の総裁選では、いずれも力及ばず敗北することになったが、20年秋の総裁選で、ついに麻生氏が首相の座に就き、長年の夢が実現したことになる。
…というふうに書くと、士志の会メンバーがこれまで一丸となって首相の椅子(いす)を目指して協力、共闘してきたように受け取られるかもしれないが、実はそう単純ではない。
19年の総裁選では、麻生氏が出馬していたにもかかわらず、優勢に戦いを進めていた福田康夫氏支持に回った士志の会メンバーもいた。ほかにも小泉純一郎元首相が推進した郵政民営化への対応では、当時、総務相だった麻生氏は賛成せざるを得ず、反対に回った平沼氏は自民党離党に追い込まれるなど、メンバーは四分五裂。これは象徴的な例だが、他の政策への賛否や政局上の対応でも、士志の会は決して一枚岩の組織とは言えず、きわめて緩やかな連帯を保っているにすぎない。
ただ、2月12日夜の千月での会合では、低支持率にあえぐ麻生首相をメンバーが激励したという。その際に話題になったのが、「厚黒学」(こうこくがく)。これは中国の学者が唱えた学説で、要するに、厚かましく腹黒く生きることを推奨する学問だ。
出席者の一人から首相に対して「厚黒学が大事だ。面の皮は厚く、腹の中は黒く。そのぐらいでなければ、総理大臣なんかできない」というアドバイスがあったという。
その会合からほぼ2カ月が過ぎた。その間、民主党の小沢一郎代表の公設秘書の逮捕・起訴や平成21年度予算成立など、さまざまな出来事があり、世論調査での内閣支持率はやや回復傾向にあるが、「厚黒学」のアドバイスが生かされているのかどうかは不明だ。もちろん、麻生政権はまだまだ窮地を脱したとまでは言えない。
今後の政局の焦点は、麻生首相がいつ衆院解散・総選挙に踏み切るのかという点にある。首相就任後、麻生首相の政治手法は小細工や策略をあまり使わない傾向が強かったように思える。政権の命運をかけた衆院選に向けて、今までの政治スタイルを貫くのか、それとも厚顔無恥と言われようが、腹黒いと言われようが、「厚黒学」に徹するのか。興味深いところである。(政治部 五嶋清)
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