http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090527-00000117-scn-cn粉飾=捏造=嘘=中国人。
何しろ上海万博が表向き成功して終わるまでは中国政府は粉飾でも何でもありだし。。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆記事内容☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
5月21日、国家発展・改革委員会は、4兆元投資計画のうち、2008年10-12月期に手当された1000億元及び今年追加された1300億元の投資プロジェクトの実施状況を発表した。これによると中央投資の実施は順調なようであるが、5月18日に公表された地方投資の会計検査報告では、地方の投資はうまくいっていないようである。
審計署(日本の会計検査院に相当)によれば、18の省(自治区・直轄市)をサンプル調査したところ、335件の新規増投資プロジェクトについて、中央投資は94%の資金が手当されていたが、地方については48%しか手当されていないものもあった。また、甘粛・山西・河南など10省・区・市の農業・農村支援資金管理についても、規定に反した資金使用が26.93億元見つかり、そのうち建物の建設や車の購入に流用されていたのは5837.4万元であった。
この点につき、社会科学院経済研究所の袁鋼明研究員は、一部の省市を視察した結果、融資は受けても投資していない地方、そもそも投資をする気のない地方、資金を流用している地方が見られるとし、「1-4月期の全国の投資の急速な伸びは虚偽である」と結論づけている。
最近鉄鋼業の増産についても、4兆元投資をあてこんだ過剰生産と鉄鉱石に対する投機が指摘されており、政府は企業に対し減産・生産停止を指導している。そもそも鉄鋼工業協会自身が「鉄鉱石・鋼材市場は現在偽りの繁栄にある」としており、いったん資金がストップすると危機が爆発すると警戒しているのである。
こうして見ると、中国の現在の経済回復傾向も割り引いて考える必要があるだろう。(執筆者:田中修 日中産学官交流機構特別研究員)