http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000081-scn-cn
頭がおかしいのは中国人 =======================記事内容=========================
「聴風説(ハンドルネーム)」さんは17日、投稿ページの鳳凰網論壇に、「中越貿易ゲート、頭がおかしいベトナム警察官」と題して、写真9枚と文章を投稿した。国境地帯の街で、商売のために入国した
中国人から「通行料」を徴収しているという。聴風説さんは厳しく批判したが、中国の警察官と比べて「五十歩百歩」などと主張する書き込みも目立つ。
中国は広西チワン族自治区と雲南省でベトナムと国境を接している。簡易な手続きで国境を越えて商品を売り買いする小規模な貿易(辺境貿易)も盛んだ。「聴風説」によると、ベトナム領内の国境の街では警察官が勝手に検問を設け、
中国人を見かけると「通行料」を巻き上げる。
「聴風説」さんは各写真に、「取り上げた金でたばこも買えるし、いい生活だなあ」、「そろそろ仕事を終わりにするか。
中国人はこないし、さびしいなあ」などと、写っている警察官のセリフ仕立てで、悪意ある文をつけた。一方で、「中国の警官はベトナム人から通行料など取らない。
中国人民はすばらしい」など、自国を称賛した。
寄せられた書き込みは、ベトナム非難と「中国も同様」とする意見に大別できる。ベトナム非難の声には「ベトナムはつけあがっている」、「ろくでなし国家。滅ぼしてしまえ」などがある。
自国を批判する意見には「五十歩百歩。どちらの警察も同じ」、「ベトナムの方がましだ。徴収するのは数元。中国の警察は何百元も取る」、「中国の警察官は外国人に対しては“調和的”だけど(解説参照)」などがある。
ベトナムの警察官の行為に対して「兄貴分を見習っちゃったのね」とする書き込みもある。
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◆解説◆
中国では1990年代ごろまで、トラブルを回避するために警察官は外国人にはことさらに丁寧に接する場合が多かった。その後は「法にもとづいて職務を執行せよ」と方針が変わったが、国内に大きな問題があり緊張している場合などを除き、外国人に対しては自国民よりも丁重に接する場合が多い。(編集担当:如月隼人)