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NHK大河ドラマで、今年は司馬遼太郎の「竜馬伝」が放送されてます。
司馬遼太郎の代表作は数限りなくあり、全ての作品が読者の心を打つものばかりです。
司馬先生の作品には、思想的な強いメッセージは一切感じられませんが、作品の随所に極左とは程遠い「愛国心」が点在しています。
「坂の上の雲」も、若者が一命を投げ打って国家を守る秋山真之を人間臭く見事に描いた作品です。
司馬先生の作品を読めば、左翼的な人でも感銘を受けるのは確かです。
それは、全ての日本人の魂の奥底に潜んでいる「日本への愛着心」に訴える力強い筆力があるに違いがありません。
僕の過去の経験上からも、一時的に極左の思想に傾いていて、何事につけ自分の意見と違う愛国的意見に真っ向から、または歪んだ視点から食ってかかるような幼児期的な発達途上の人でも、正しい文学を目にした時、誰の心にも感動を覚えるものなのです。
小生、若い頃は赤旗坊やでした。^^;
でも、当時から司馬先生の作品に違和感は感じなかったし、逆に作品を熟読する度に心が躍るような不思議な躍動感を感じていました。
小学校の頃から日教組教師に「日本は悪い!」「日本は怖い!」と教え込まれてきた私でさえも、素晴らしい文学の前に、長年の日教組からのマインドコントロールから瞬間的にでも解き放たれていたのは言うまでもありません。
逆に、左翼的な作家の作品で心が動く作品は希少です。(無いとは言ってません)
極左作家の大江健三郎氏の作品・・・。
正直言って趣味の良い作品とは言えません・・・。
まして、日本人の魂に訴えるものは僕には感じえませんでした。
防衛議論で負けだすと「自分の家では鍵は掛けていない」と平気でウソを吐く輩もいてるので、その手の輩のコメントは無用に願います。^^;