http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090226-00000050-scn-cn中国の我侭に、振り回されてはいけない。
例えば、エジプトの遺跡は英国に大量に流れ出してるが、これも歴史の一部なのだと思う。
日本にしても、明治維新の前後には欧米人の美術コレクターに国宝級の美術品を大量に持ち出されてるが、それなりの対価で売買してたのは言うまでも無いだろう。
中国のこの文化財が、アヘン戦争の戦利品ならば、それも正当な事ではないだろうか?
アヘン戦争で清国が英国に、あのような無様な負け方をした事実を中国は真摯に受け止め無い限り、中国そのものに「人間的文化」は未来永劫手には出来ないだろう。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆記事内容☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
25日付中国新聞社電によると、北京の円明園から流出した文化財「十二支動物像」のねずみ、うさぎの頭部銅像(写真)が同日、英競売会社クリスティーズ主催のオークションで1体1400万ユーロ、計2800万ユーロ(約34億8648万円)で落札された。
関連写真:そのほかの円明園に関する写真
関係者によると、「流出文化財」の落札者は匿名の電話による入札者で、競売開始から5分で競り落とした。同氏は、落札後の手数料などの諸費用を計上すると、3140万ユーロ(約39億984万円)を費やした。
同オークションでは、仏著名デザイナー、故イヴ・サンローラン氏所蔵の美術品コレクションが出展された。開催期間中の落札価格は、いずれも予想を上回る高値を記録した。
問題の「流出文化財」は、清朝時代の離宮、円明園にあったもので、1856―60年のアロー戦争(第2次アヘン戦争)で英仏連合軍による掠奪に遭い、所在が不明になっていた。その後は、故イヴ・サンローラン氏が合法的な所有者となっていた。
中国では、同オークションが閉幕した現在もなお、「流出文化財」の競売を許したフランスに対して怒りの声が収まらず、各メディアでの報道や、インターネットの掲示板への書き込みなどが続いている。(編集担当:金田知子)
テーマ : 中国問題
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