http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000238-jij-pol高校までを地元で過ごし、大学は東京へ。
そしてそのまま東京で就職する。
そして定年まで勤め上げた時は、子供も大きくなってそのまま故郷には帰らない人が殆どだろう。
特に優秀な人材はそう言う人生を歩んできてる。
そんな状況下にあって、中高年の人が故郷へUターンすると言うことは大変に嬉しいニュースでもある。
実際、生まれ故郷を離れて東京と言う「田舎の坩堝」で暮らすのは、些か精神的にも破綻が生じるのではないだろうか?
年老いた父母の面倒を見たくても見れないもどかしさは想像に絶するものがある。
幸いにも小生は地元大阪で人生をまっとうできて、親の面倒も最期まで見れたことは実に幸せと感じているからだ。
散々手を焼かされた母だったが、その苦労は苦労とも思わなかったし、逆に達成感すら感じたのは母の葬儀での心境だったのだ。
そんな幸福感を誰もが持てるし持つ権利もあるのは言うまでもない。
しかし優秀な人材は地元を離れて東京へ・・・
それだからこそ、今こそ道州制の実施が必要不可欠ではないだろうか?
優秀な人材の地方流出を防ぎ、そして父母の人生の最後まで一緒に過ごせるチャンスが格段に高まるのだ。
父母の面倒を見ることは「仕送り」の金額ではないのだ。
自分を手塩に掛けて育ててくれた年老いた親に、手を焼いて面倒を見るのが最期の親孝行であり「恩返し」なのである。
その恩返しのチャンスを奪う今の東京一極集中、中央集権制度から道州制へと移行するべきだろう。
国を愛する前に、故郷を愛するべきだ。
故郷の前に、自分を生んでくれた両親を大切に!
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