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金と権力の為なら死んだ親をも利用し、祖国でも中国に売る小沢。
でも、首相になれば日本は本当に終わる。
==================記事内容====================
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/386728/
【政治部デスクの斜め書き】「小沢一郎氏がいまの苦境を抜け出す方法が1つある。それは鳩山由紀夫氏のように首相になることだ。検察審査会も一国の首相を『起訴相当』とはなかなか言えまい。鳩山氏に対しても無理だったように」
民主党の小沢一郎幹事長の動向を長らくウオッチしてきた政界関係者は、今後の小沢氏の行動をこう予想してみせた。鳩山首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題で、政権運営に行き詰まり、5月末までに退陣する事態になれば、小沢氏はおそらく代表選に出馬するというのだ。
「政治とカネ」の問題をめぐり、幹事長よりも風当たりが強まる首相の座をねらうことは普通ならば考えづらいが、「自らは潔白」と信じている小沢氏ならば“中央突破”を図るかもしれない。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会が4月27日、小沢氏を不起訴(容疑不十分)とした東京地検特捜部の処分を不当とし、「起訴相当」と議決したことは、小沢氏にとっては大きな痛手となった。
検察が再び不起訴と判断しても、検審の再審査で「起訴すべきだ」と議決すると、裁判所が選ぶ弁護士が強制的に起訴する。小沢氏にとっては政治生命を失いかねない事態になる。
これまで「一蓮托生」であった小沢氏と鳩山首相の明暗は、今回の議決で大きく分かれた。
「『秘書に任せていた』といえば、政治家本人の責任は問われなくて良いのか。『政治家とカネ』にまつわる政治不信が高まっている状況で、市民目線からは許し難い」
小沢氏に対する議決の一節だが、そのまま鳩山首相に置き換えてもよさそうな文言だ。鳩山氏に対しては東京第4検察審査会が4月26日、特捜部が不起訴(容疑不十分)にした処分に問題はなかったとした。
なぜ鳩山氏が不起訴相当で、小沢氏が起訴相当なのか。もちろん両者にからむ事件の性格が異なっており、同列には論じられないが先の政界関係者は小沢氏の心境をこう推しはかる。
「鳩山氏が一国の最高指導者である首相であることが検審の判断に一定の影響を与えたのではないか」
いまのところ、民主党内に鳩山辞任論は出ておらず、「辞めることはしない」との見方も強い。ただ、今後も普天間問題で迷走が続けば、「鳩山では選挙は戦えない」との声が高まることも想定される。その場合、あくまで鳩山首相を支えようとするのか、それとも引導を渡すのか小沢氏の対応は注目される。
仮に小沢氏が代表選に出馬したらどうなるだろうか。菅直人副総理兼財務相や前原誠司国土交通相が対抗馬として想定される。それでも、世論の厳しい声にもかかわらず、小沢氏の辞任を求める声が党内からほとんどでなかったことから「小沢チルドレン」を配下に従えている小沢氏は有利といえる。
いずれにせよ民主党は参院選に敗北しても、衆院では300議席以上という圧倒的な数を誇っている。しかも、公明党などとの連携を図れるのは小沢氏以外にいないとの声は党内に根強い。小沢氏が簡単に引き下がるとは思えない。
当初、小沢氏はこの連休中に訪米する話があったが、見送りとなった。表だった予定のない小沢氏は連休後の政局に向けて、策を練っているか、あるいは今後に布石を打つため、ひそかに党内外の有力者たちと会談しているかもしれない。 (有元隆志)