http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081123-00000025-maip-soci十年ほど前、マスコミはラーメン特集ばかりしていた。
その中でも、喜多方ラーメンは絶賛されるラーメンの一つだったのだ。
そんな噂を信じたわけでもないが、家族で東北を一周する旅行に出かけた。
ある日、裏磐梯猫魔ホテルに二泊ほど滞在したときだ、車で一時間ほどの場所に喜多方の街があるので、そこまで足を伸ばして「喜多方ラーメン」なるものを食しに行ったのだ。
その前に、母への土産に喜多方ラーメンの6食入りのセットをホテルの売店で買い求めてたのだが、せっかくなので現地に・・と思って赴いた。
喜多方は小さな街で、いたるところにラーメン屋が点在していたのだった。
「流石に本場やな・・・さぞかし美味しいんやろうな♪」と思って我々は行列の出来てる店に並んで入った。
並ぶ事半時間弱、やっとの事で念願の喜多方ラーメンだ!
しかし!
不味かった!
心斎橋のカ○クラとは違った不味さというか、、、不味い味すらしないのだ・・・。
スープは淡白というのは聞こえが良いが、湯に醤油を落とした程度の味で、麺は毛糸を噛んでるような味だった。(実際、毛糸は食べた事は無いが^^;)
怒るというよりも、往復の時間と並んだ時間とガソリン代と、何よりもその期待感を見事に裏切られたことへの落胆で家族一同、帰りの車内は沈黙するばかりだ・・・。
さて、例の母への土産だ。。。
母は戦前生まれで、戦後の食糧難の時代を生き抜いてきた人だ、腐っていなければ何でも食べる根性を持ってるので、このラーメンでも許してくれるかも?と思って旅行から帰ってすぐに喜多方ラーメンのパックを手渡した。
その数日後、母の家を訪れたら開口一番。
「こんな、味無いモン食えるか!」と残りの五食分を突っ返された。
「やっぱり不味かった?」って聞くのも恐ろしいくらいに、母の怒りは頂点に達していたようだ。^^;
喜多方ラーメンは親子に溝が出来るほどの逸品でもある。
流石、マスメディアは大したものだ!
ま・・・。
今回はラーメンのアレンジらしい。
また機会があればぜひとも・・・誰が食べるか!(>_<)
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