http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000087-scn-cnhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000087-scn-cn
中国のことを良く知らなかった頃、ジャスミン茶を良く飲んでました。
勿論、今は飲みません。
中国産の中国茶は中国毒でいっぱいだからです。 =======================記事内容=========================
『すてきな女性は花の名前とその季節を良く知っている』
これは私が読んだ本のどこかでみつけたフレーズです。季節を感じ取り、楽しむことができる女性は情緒豊かで心が満たされているということでしょうか。
中国茶は都会に暮らす忙しい私たちに自然の豊かな美しさと季節の変化を教えてくれます。中国茶は香りを楽しむお茶で、その香りのバリエーションはとても懐が深く楽しめます。蘭の香り、キンモクセイの香り、木蓮の白く美しい姿。中国の人々はそんな美しい香りをお茶のなかに見出すことが上手です。
お茶を口にするときにいっぱいに咲いた木蓮の木の下で自分がティータイムをしている姿を思い浮かべればリラックス効果倍増ですね。
たとえば「単叢(タンソウ)」。鳳凰単叢(ホウオウタンソウ)をはじめいろいろな種類のものがあります。このお茶は大変苦味があるのですが甘い香りで絶妙なバランスをとっています。
また、甘いだけでなく独特の清涼感が味わえるのが特徴です。大きく分けると『花系』の香りと『フルーツ系』の香りに分かれます。
花系の香りの代表はとてもよい香りの蘭という意味の『芝蘭香』をはじめ、春先に優雅な花を咲かせるハクモクレンの香りといわれる『玉蘭香』、そして秋の街に甘い香りをふりまくキンモクセイの香りの『桂花香』、その他にも『八仙香』や天をぬけるようなすばらしい香りと言われる『通天香』などたくさんの種類のお茶があります。
フルーツ系の香りとしてはマスカットにたとえられる『蜜蘭香』。アプリコットやピーチのような『黄枝香』、そして柚子の香りの『柚花香』など。
台湾の烏龍茶には『清香(チンシャン)』という言葉がよく使われます。くちなしの花のようなさわやかな甘い香りのことをさします。凍頂烏龍茶や清茶の香りを表現するときに使われます。
また、台湾には後味が『ミルク』のようだといわれるお茶『金セン茶があります口の中にのこる味と鼻のなかを通る香りのミックスがこの不思議な感覚を呼び起こすのです。
中国紅茶には世界三大紅茶のひとつであるキーモン紅茶がありますが、この甘く華やかな花の香りはやはり蘭にたとえられ、キーモン香といわれ愛されています。
忙しい時にもほんの10分手を止めてお茶の世界に漂えば、私たちの身の回りは本当に四季折々味わい深い香りで満たされていたことに気づかされます。(執筆者:土屋祐子 中国茶アドバイザー・岡三アジア情報館勤務)
テーマ : 中国毒食品(食べたら死ぬで!)
ジャンル : 政治・経済