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全てが腐敗してる中国では、このような捜査も必要なのだろうが、
結局は、善良に生活しようとしても冤罪は免れない社会なのだ。
冤罪を晴らすために自ら手を切断し、命をも捨てるしかないのが中国の現実らしい。
民主党政権で、日本もこう言う社会になるのは火を見るよりも明らかだ。
今年の夏の選挙で、日本人は取り返しのつかない過ちを犯したと言わざるを得ない。
=======================記事内容=========================
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000050-scn-cn
上海市で行われていた、おとりを利用して不法営業タクシーを摘発する「釣魚執法」で、善良な市民ドライバーが摘発され社会から大きな非難があがっている2つの事件に対し、当局は26日に処分の取り消しを発表した。27日更新の中国大手検索サイト百度(Baidu)の「検索ワード人気上昇ランキング」に「釣魚執法」「孫中界事件」が再び登場した。
処分が取り消されたのは、9月8日に摘発された張軍さんと10月14日に摘発された孫中界さんの2名。2人はいずれも上海市内を車で走行中、助けを求めてきた「おとり」を車に乗せ、目的地まで連れて行ったことで摘発された。張さんは処分を不服として現地の裁判所に訴訟を起こしていた。また、張さんは乗っていた車まで押収され、自らの潔白を示すために手を切っての自殺未遂を起こしていた。孫さんの事件について管轄地区の交通警察は調査結果を発表したが、社会やメディアから調査方法に対する疑問や避難が集中、事態を重く見た上海市が21日に専門調査委員会を設置して事件の再調査を行っていた。その結果、26日午前中に張さん、孫さんに対する不当な取締りを認めた上で処分取り消しが発表され、孫さんに対しては管轄の浦東新区長による謝罪が行われると共に、関係者の処分を行うことも発表された。また、弁護士によれば国家による損害賠償も検討される可能性があるという。
25日にすでに処分取り消しの通知を受けていた孫さんは、「聞いた時には涙が止まらなかった」「謝罪を受け入れたい」と素直に喜び、「自分は潔白なのに、認められそうになく、死にたくなった」と自殺未遂まで起こした辛い胸の内を改めて語った。また、26日深夜には大手サイト新浪網(sina.com)に孫さんのブログが設置され、人々への感謝の気持ちが書き込まれており、これまでに5万回を超える閲覧数と1236件のコメントが残されている。そのコメントは身をもって潔白を勝ち取った孫さんを祝福すると共に、あくどい「釣魚執法」を白日の下にさらした功績を称えるものがほとんどであった。
一方、処分は取り消されたものの孫さんと異なり当局から謝罪がなかった張さんは、納得のいかない様子だ。しかも、処分取り消しの通知があった25日午後に管轄区の裁判院長が張さんの会社に押しかけ、訴訟を取り下げさせるためと思われる話し合いを要求してきたという。勤務中の張さんが面談を拒否すると、院長は大声で「あんたに話がある」と大声で叫んだという。ぞんざいな態度に怒りを覚えた張さんは、「勝訴するまで戦い抜く」とコメントしている。
2つの「釣魚執法」事件自体は処分取り消しという一応の決着をみたものの、「釣魚執法」の全容は明らかになっていないうえ、張さんに関してはまた新たな火種が発生している。一連の事件に対する注目はさらに高まっていきそうだ。(編集担当:柳川俊之)