http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00000131-scn-cn中国茶や中国漢方薬。
一見したイメージは健康に良さそうだが、
中国の汚染された土壌と水、そして大量の農薬で作られているのは想像に容易だ。
それでも健康に良いと言えるのか?☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆記事内容☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
春は新たなスタートの季節。入学、入社、引越しなど、人生の節目となる新しい出会いの季節でもありますね。
今日は春を健やかにすごすための知恵を中国の知恵からご紹介しましょう。
春は草木が芽吹き、ぐんぐん成長する季節です。生き物たちも冬眠から目覚め、虫たちも土の中から地上へと出てきます。私たちも体内エネルギーや血行のめぐりがよくなり、活動的になってきます。気持ちも浮き立つ季節ですね。中医学では春は活発に活動することが自然だとすすめています。
しかしウィルスなどあまりうれしくないものも活性化してきます。春風は暖かさを運んできますが、ほこりや病原菌や乾燥も運んできます。抵抗力のない方や、感染によわい方、花粉症の方は症状の悪化に注意が必要です。また、急激な生活の変化や緊張はストレスを心にためてしまいます。
春の養生のポイントは『肝(かん)』をいたわることです。『肝(かん)』とは気のめぐりを管理し、血を蓄えて全身の血量をコントロールしている体の機能全般をさします。肝は血に栄養を与え、その血によって体のすべての働きを支えています。例えばパソコン作業や読書で目を使うときには目に血がたくさん供給されます。安静時にはこれらの血が肝にもどって貯蔵されるのです。また、肝は情緒を安定させ精神的ストレスを受け止める働きもしています。
『肝(かん)』のケアを日ごろから心がけておけば、体内エネルギーや血の流れもよく体がスムーズに調和して働いてくれます。感情のコントロールもうまくいくので新生活のストレスにも強くなることが出来ます。
春先を健やかに過ごすポイントとしては、春先は体も心も自然の影響とともに活発に動き出すので体が必要としている栄養素をしっかりとることが大切になります。体にエネルギーである気や血を上手にめぐらせ体を活性化させましょう。
肝を養うのに役に立つ食材はクコの実、ナツメ、黒ごま、黒砂糖など。悪いものを発散してくれるシソ、ねぎ、春菊、香菜、大根、こしょうなども。旬においしい菜の花は肝の働きを助け解毒をしてくれるそうですよ。
手軽にとりいれるならやはりお茶。おすすめは肝と関係の深い『菊花茶』。白菊花は特に肝にこもったよぶんな熱をさまして目のつかれを癒してくれます。菊花茶にクコの実をまぜて楽しめばお手軽ブレンドティーになりますね。
旬の緑茶を楽しんたあと菊花をちらしてさらに楽しむというのも緑茶の覚醒作用と菊花のさわやかな香りで眠気を覚える春の日をすっきりとすごすことが出来るでしょう。
また、ジャスミンティーなどさわやかな香りがするものは気のめぐりをよくしてくれますもちろん春によいものばかりをとっていると食生活のバランスを崩してしまいますのでふだんからバランスを心がけた食事をとり、そのうえでこれらの食材をとりまぜていくという方法がよいでしょう。(執筆者:土屋祐子 中国茶アドバイザー・岡三アジア情報館勤務)
テーマ : 健康で過ごすために
ジャンル : ヘルス・ダイエット